タイル決めの作業について
投稿日:2021年7月16日
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先日、埼玉県にある大規模修繕工事着工前のマンションにて外壁タイルの見本焼きの確認作業に立ち会いました。
こちらの写真はその見本焼きタイルを、大規模修繕委員会の皆様と確認をしている様子です。

こちらのマンションは、新築時にタイルにこだわって建てられたマンションなので、タイルの見本焼きを作成し確認するという作業はとても重要になります。
実際に外に出て、現状のタイルと見比べながらどの色にするかを決めていきました。

補修をした際に、色の違いがあると外観の印象を左右する原因になる為、市販されているタイルでの補修ではなく、現地にて採取したタイルを見本として新たにタイルを焼き、色決めすることで新築時の状態により近い形で修繕をすることができます。

(実際に現地のタイルを採取した為、居住者の皆様にはご案内の文章を貼り、周知していただくようにしています。)
見本のタイルを作る際に、重要になってくるのが 新築時にどこの会社がタイルを作ったのか ということです。
その会社を探すのは大変ですが、そこを怠らないことでより納得のいくものを提供できると考えているので、大規模修繕工事での外壁等のタイル補修がある際にはキーポイントとなる工程です。
このような流れを経てタイルを決め、いよいよタイルの本焼きへとなります。
日々、街中で色々なマンションを目にしますが、タイルが補修され色の違いが悪目立ちしているマンションもよく目にしますので、そういったことのないようにと細かい作業も手を抜かずに行っていくことが大切だと思っています。
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