アンケート調査の大切さ
投稿日：2021年10月11日
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約3ヵ月ぶりの更新となります。
先日あるマンション管理組合様の建物調査診断を行う前のアンケート調査の回答書に【自分自身が使用しているベランダ（バルコニー）からよく見ると、周辺の外壁タイルの一部に浮きがあり危険です。】とのコメントをいただき、早速ベランダ（バルコニー）に立入りさせていただき、確認調査したところ、外壁タイルの不具合（孕み・浮き）が確認でき、他の場所と比べて、今すぐ落下してもおかしくない状況であることがわかり、理事会及び修繕委員会の皆様へ報告しました。
建物調査診断を実施する前のアンケート調査を行うことによって、大規模修繕設計計画策定に活かすことのできるご意見やご要望以外に、大規模修繕工事を待たずに対処しなけばならないことが明確になり、また、日常管理で対処するべきことも明確になることがあり、アンケート調査はマンション管理組合様にとってとても大切な調査の一つであると、当社は考えております。
上記のタイルの不具合状況を確認した当管理組合理事会及び修繕委員会は、直下がエントランスアプローチであり、タイル落下による怪我事故のリスクを最小限に抑えるため、大規模修繕工事を待たずして、当該箇所の緊急補修工事を行う決断をされました。
その後、当管理組合は、独自に補修工事をできる施工会社を探し、ゴンドラを使用して外壁タイルの不具合箇所（タイル孕み部・浮き部）を撤去し、撤去部分から水が入らないように防水材で仮止水工事を行いました。（今後予定している大規模修繕工事の際にタイル劣化箇所の張替等補修工事を行う予定としており、この緊急補修工事では、タイル撤去箇所に、新しいタイルは張らないことにしたとのことです。）
緊急補修工事前
緊急補修工事後
アンケート調査は、日常生活では共有できなかったことが共有できる最大のチャンスとなり、引き続き、当社では、アンケート調査サービスの強化に取り組んでまいります。
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